Windows 11 初期設定でロカールアカウントを作成する方法
最終更新日
Windows11 のセットアップの初期設定で、Home版でもローカルアカウントユーザを作成する対処方法があります。また、Pro版では選択操作で、ローカルアカウンが作成が可能です。 このページでは、Windows11のセットアップでローカルアカウントを作成する方法を紹介しています。
Windows11 インストールの初期設定でロカールアカウントを作成する
Windows11 のセットアップの初期設定で、ロカールアカウントを作成する方法は、Ver.21H2 と Ver.22H2以降 では操作方法が違います。バージョンが分からない場合は、下記の方法で簡単に確認できます。- 初期設定画面でキーボードの「Shift」と「F10」を押してコマンドプロンプトを起動します。
- 「winver」と入力して「Enter」キーを押せば、バージョンが確認できる画面が表示されます
- バージョンの確認ができたら「✕」閉じるボタンをクリックして、すべてのウインドを閉じます。
Windows11 Home 版のインストールでロカールアカウントを作成
下記の、インストール中のバージョンに進み操作した後に、ユーザ名の設定へ進んでください。Ver.21H2 Home 版でローカルアカウントを作成する
操作のポイント動画
Windows11 をインストールする前に、ネットを切断するとインストールが途中できなくなります。ポイントは、アカウントの作成画面でネットを切断することです。
Windows11 をインストールする前に、ネットを切断するとインストールが途中できなくなります。ポイントは、アカウントの作成画面でネットを切断することです。
1. ロカールアカウントを作成する対処法
Microsoft アカウントの作成画面で、ネットワークの接続を切断します。切断方法は、ネットワークケーブルを抜く、Wi-Fiなら無線が届かないところにいくか、本体の操作で Wi-Fi をオフにします。ネットの切断が分からない場合は、下記のコマンドプロンプトでネットの切断と接続をみてください。コマンドプロンプトでネットの切断と接続
ネットの切断方法がわからないなど、コマンドプロンプトでネットの切断と接続ができます。 Microsoft アカウントの作成画面で、キーボードの「Shift」+「F10」を押して、コマンドプロンプトを起動します。コマンドプロンプトに「ipconfig /release」と入力して、「Enter」を押して切断します。
ローカルアカウントの作成が完了したら、コマンドプロンプトを起動して「ipconfig /renew」と入力して、「Enter」を押してネットに接続します。
2. ユーザーアカウント名の設定
ロカールアカウントの、「名前」のボックスに「ユーザーアカウント名」を入力して「次へ」をクリックします。※ユーザー名は 「PCの名前」でも触れましたが、半角英数字を推奨します。日本語では外国制のアプリが使えないなど、問題が起こることがあります。
3. パスワードの設定
- パスワードのボックスに、「パスワード」を入力して「次へ」をクリックします。
- 「パスワードの確認」画面が表示されるので、もう一度同じパスワードをボックスに入力して「次へ」をクリックします。
- パスワードを忘れた場合に、質問に答えると解決できるようになります。
- 質問の内容を選択して「答え」を入力して「次へ」をクリックします。
- 質問と回答は、3種類の設定をする必要があります。(必須)
- 一度選択した質問の内容は使用できません。
4. パスワードを忘れた時の設定
これで、21H2 Home版のインストールの初期設定での、ローカルアカウントの作成は完了です。
切断したネットを、再接続してください。接続してないと初期設定が完了しません。
Ver.22H2 Home 版でローカルアカウントを作成する
2022年9月21日に提供が開始された Ver.22H2の Home版 は、ローカルアカウントの作成が、ネットワークの切断のみではできませんが、特定のメールアドレスを入力すれば簡単にローカルアカウントが作成できます。うまくいかない場合はレジストリの編集で対処できます。 その他の対処法は、インストール後にローカルアカウンユーザを作成、起動メディア作成ソフトで有名な Rufus でローカルアカウンユーザが作成できるインストールメディアを作成してセットアップをやり直す方法があります。★ ネット切断とレジストリの編集でローカルアカウンユーザを作成
Windows11 の初期設定でネットワークを切断して、レジストリの編集、またはコマンドでレジストリを自動編集すれば、ローカルアカウントを作成することができます。Windows11 22H2のセットアップでローカルアカウントを作成
■ ローカルアカウンユーザが作成できるインストールメディアを作成
ローカルアカウンユーザが作成できるインストールメディアを Rufus で作成して、Ver.22H2のインストール時にローカルアカウンユーザを作成することができます。 インストールメディアの作成とローカルアカウンユーザの追加方法は、下記のページで詳しく紹介しています。Windows11 ローカルユーザが作成できるインストールメディアの作成方法
■ セットアップ後にローカルアカウンユーザに切り替える
Ver.22H2での対処法は、セットアップでは Microsoftアカウントでユーザーを作成して、OneDriveの設定で「PCに保存」にするを選択。 セットアップ完了後にロカールアカウントを追加して管理者に変更し、ローカルアカウンユーザに切り替えます。また Microsoftアカウントが不必要なら削除もできます。- セットアップでは、とりあえず Microsoftアカウントでユーザーを作成
- OneDrive を使わないなら、セットアップの OneDrive の設定で「この PC にのみファイルを保存する」を選択
- セットアップ後にローカルアカウントを作成して、権限を管理者に変更。
Windows11 ローカル ユーザーを作成する方法 - Microsoftアカウントが不必要なら削除する。
Windows11 ユーザーアカウントを削除する
Pro 版のインストールでロカールアカウントを作成
1. ロカールアカウントを作成する選択操作
Microsoft アカウントの作成画面で、「サインイン オプション」をクリックします。オプション画面が表示されたら、「オフライン アカウント」をクリックします。
Ver.21H2の場合
「Microsoft アカウントについて」が表示されたら、「今はスキップ」をクリックすると、ロカールアカウントの作成画面が表示されます。
Ver.22H2の場合
Ver.22H2の場合は、「今はスキップ」でなく「代わりにドメインに参加する」に変更されています。
「サインイン オプション」表示されたら、「代わりにドメインに参加する」をクリックします。
2. このデバイスを使うのはだれですか?
ロカールアカウントの、「名前」のボックスに「ユーザーアカウント名」を入力して「次へ」をクリックします。※ユーザー名は 「PCの名前」でも触れましたが、半角英数字を推奨します。日本語では外国制のアプリが使えないなど、問題が起こることがあります。
3. 確実に覚えやすいパスワードを作成します
- パスワードのボックスに、「パスワード」を入力して「次へ」をクリックします。
- 「パスワードの確認」画面が表示されるので、もう一度同じパスワードをボックスに入力して「次へ」をクリックします。
4. このアカウントのセキュリティの質問を作成します
※この設定は必須項目です。- パスワードを忘れた場合に、質問に答えると解決できるようになります。
- 質問の内容を選択して「答え」を入力して「次へ」をクリックします。
- 質問と回答は、3種類の内容を設定する必要があります。
- 一度選択した質問の内容は使用できません。
これで、Pro版のインストールの初期設定での、ローカルアカウントの作成は完了です。
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