Windows 11 が起動しない状態からファイルを取出す方法

1. データを取出す為に回復環境で Windows11 を起動する

修復機能は、以下のように PCの強制終了／インストールメディア／回復ドライブで、回復環境を起動する3つの方法があります。また、ファイルの救出なら、回復ドライブやインストールメディアが無くても、強制終了の操作で可能です。

PCの強制終了から回復環境を起動

• パソコンんの電源ボタンの長押しによる強制終了を2回以上することで、自動修復が開始され後に「回復環境」を立ち上げることができます。
• 強制終了から回復環境を起動した場合、「詳細オプション」と表示されいるものをクリックして次に進みます。

 

インストールメディアから回復環境を起動

Windows11 のインストールメディアを起動して、キーボートの種類や言語を選択し、次の画面で「コンピューターを修復する」をクリックすると「修復機能」を立ち上げることができます。
 

回復ドライブから回復環境を起動

回復ドライブを作成している場合は、回復ドライブからパソコンを起動して、修復機能を立上げることができます。
  これで回復環境に立上げは完了です。次はエクスプローラーを起動します。

2. コマンドプロンプトからエクスプローラーを起動

ファイルを取出（コピー）して、保存（貼付け）する場所がUSBメモリや、外付けドライブなら先にパソコンに接続しておきます。 2-1.「オプションの選択」で「トラブルシューティング」クリックします。

強制終了から回復環境を起動した場合は「詳細オプション」画面が表示されるので「詳細オプション」をクリックします。
  2-2.「コマンドプロンプト」をクリックして、コマンドプロンプトを起動します。
環境により、ユーザの選択とパスワードの入力が必要な場合があります。 2-3. 「notepad」と入力して、キーボードの「Enter」を押します。
  4. メモ帳が起動したら「ファイル」をクリックしたメニューの、「開く」をクリックすればエクスプローラーが起動します。
  次はエクスプローラーで、ファイルやフォルダを取出し（コピー）して、別の場所へ保存（貼付け）します。

3. エクスプローラーからデータを取出して保存する

3-1.「PC」をクリックすれば、「デバイスとドライブ」が表示されます。
  3-2.「ファイルの種類」のボックスをクリックして、「すべてのファイル」に変更します。
  3-3. 取出したいファイルやフォルダをコピーします。複数の選択はできません。
  3-4. コピーしたファイルやフォルダを、別の保存場所に貼付け（保存）します。
この作業を繰り返し行うことで、必要なファイル取出して、別の場所へ保存し今後も使用することが可能になります。 3-5. 最後に、取出（コピー）したファイルを、保存（貼付け）したUSBメモリなどを開いて、中身を確認して「キャンセル」をクリックします。
  3-6. 「X」閉じるボタンをクリックして、メモ帳とコマンドプロンプトを閉じます。   3-7. オプションの選択画面に戻ったら、「PC の電源を切る」をクリックして、ファイルの取出作業を終了します。