Windows 11 予測変換の入力履歴の一括消去と個別削除の方法
公開日
Windows11 で入力した履歴をIME予測変換からの削除法は、設定から入力履歴の消去で一括削除ができます。また、入力時に表示される自動変換を個別に削除することも可能です。 このページでは、Windows11 のIME予測変換の入力履歴の一括消去と、個別に削除する2つの方法を紹介しています。 予測変換は、IME と言われる WIndows 標準の、テキストを変換するためのプログラムの機能の一部です。
目次
Windows11 の予測変換の入力履歴を一括削除する
予測変換は、IME の機能の一部なので、入力履歴をデータを削除した後に念のため IME の再起動を行います。
IME 入力履歴の一括削除
1. タスクバーの「あ/A」のアイコンを右クリックしたメニューの「設定」をクリックします。2. 言語と地域が表示されたら「全般」をクリックします。
3. 全般が表示されたらページをスクロールして、「入力履歴の消去」をクリックします。
ここでは、まだ入力履歴の一括削除は実行されません。 4. 学習にある「入力履歴の消去」ボタンをクリックします。
5. 入力履歴を消去するかの確認ダイアログが表示されるので「OK」をクリックします。
IMEの再起動で入力履歴の一括削除を反映
1. タスクマネジャーを起動スタートボタンを右クリックしたメニューの「タスクマネージャー」をクリックします。
Ver.22H2ならタスクバーの右クリックで、タスクマネージャーの起動が可能です。 タスクマネジャーが下図のように「簡易表示」されている場合は、左下にある「詳細(D)」をクリックして、詳細画面に切り替えます。
2. IMEの再起動
IME の再起動の方法は「ctfmon.exe」のタスクを終了すれば、直ぐに自動で起動するので再起動と同じ動作です。また、バージョン「21H2」と「22H2」と画面が異なるので分けて説明しています。 ■ Ver.22H2以降で IME を再起動
- 「詳細」アイコンをクリックします。
- 「ctfmon.exe」を探しクリックし選択状態にして、「タスクを終了する」をクリックします。
- 「ctfmon.exeを終了しますか」と表示されたら「プロセスの終了」をクリックします。
- 「詳細」タブをクリックします。
- 「ctfmon.exe」を探しクリックし選択状態にして、「タスクの終了」をクリックします。
- 「ctfmon.exeを終了しますか」と表示されたら「プロセスの終了」をクリックします。
これで、予測変換の入力履歴の一括削除は完了です。
予測変換を更に削除する
「入履歴の消去」の一括削除をしても、予測変換は「システム辞書」を使用して該当する文字を表示します。 入力履歴を削除しても、予測変換に表示されるものも削除する場合「システム(IME)辞書を使用する」を削除ではなく無効化すれば、必要のない変換文字列を非表示にすることができます。 上述の「3.」の「全般」にある「システム辞書を使用する」のスイッチボタンを「オフ」にすれば、システムが提供する予測変換を削除した状態にできます。
予測変換の基本設定
予測変換の事本的の設定は「全般」の「入力履歴を使用する」「システム辞書を使用する」「クラウド候補」の3種の「オン/オフ」で構築します。全てをオフにすると、予測変換は表示されません。※クラウド候補とは、Microsoft社に集結された変換情報を、ネットにより変換候補を取得して予測変換に表示する機能です。
Windows11 の予測変換を一括で削除する
ここでは、マウス操作とキーボードの使用で予測変換を個別に削除する方法を説明しています。
マウス操作で予測変換の入力履歴を個別に削除
予測変換が表示されたら、マウスポインターを削除する文字列に合わせ選択状態して、「X」をクリックすれば選択した入力履歴を削除することができます。
キーボード操作で予測変換の入力履歴を個別に削除
「Tab」や「↑↓」キーで削除する予測変換文字列に移動して選択状態にし、「Ctrl」+「Delete」を押せば選択した入力履歴を削除することができます。
入力したキーと違う文字が出力される場合、デバイスの故障でなければキーボードの言語を再設定することで入力が正常に戻ります。
Windows11 キーボードの言語設定-日本語,英語,その他言語の変更/追加
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