Windows 11 文字入力IMEに問題が発生したときの対処法
公開日
Windows11で文字入力に問題が発生た時は、突発的なら文字変換機能「IME」の再起動、再起動で改善しない場合は変換履歴のリセット、
再起動と変換履歴の削除でも改善しない場合は、IMEの初期化または以前のバージョンのIMEを使用すれば、入力変換の問題が改善される場合があります。
このページでは、文字入力変換IMEに問題が発生したときの対処法を紹介しています。
キーを押した文字と違う文字が入力される場合は、下記のページを参考にキーボードのレイアウトを再設定して対処します。
Windows11 キーボードレイアウトを日本語,英語などに変更/追加
目次
Windows11で文字入力IMEに問題が発生した時の4つの対処法
ここでは、文字入力で変換タスクバーのIMEが「あ」に切り替わっているのに日本語の入力が突然できなくなった、入力が正常にできない、変換の候補が表示されないなど、入力機能IMEに問題があるときの対処法を紹介しています。
1. IME文字入力変換機能の再起動
突発的な文字入力の問題なら、Windows の入力プログラムIME「テキストサービス(ctfmon.exe)」の再起動で改善できる場合があります。 1-1. タスクマネージャーを開くスタートボタンを右クリックしたメニューの、「タスクマネージャー」をクリックします。

タスクマネージャーが、簡易表示になっている場合は「詳細」をクリックします。




テキストサービス「ctfmon.exe」のタスクを終了すると、直ぐに自動で「ctfmon.exe」が起動するので再起動したことになります。 1-6. IME文字入力テキストサービスの再起動で改善されない場合は、パソコンを再起動して改善されたか確認します。
入力の問題が改善されない場合は、次項の「IMEの文字入力履歴のリセット」を試してみてください。
スポンサーリンク
2. IMEの文字入力変換履歴のリセット
IMEの文字入力変換履歴のデータが破損などしている場合は、文字入力が正常にできなくなることがあるので変換履歴を削除して改善するか試します。変換履歴の削除など、ここからの対処法の操作の場所は共通で、設定の「Microsoft IME」の「全般」で操作します。
IMEの全般設定の開き方
タスクバーの「あ/A」のアイコンを右クリックしたメニューの「設定」をクリックします。




Hint!
ここでは、IMEの入力変換履歴の一括削除を紹介していますが、入力履歴を個別に削除することもできます。詳しくは下記のページで紹介しています。
Windows11 予測変換の入力履歴の一括消去と個別削除の方法 変換入力履歴の削除でも問題が改善されない場合は、次項の「IMEを既定の設定に戻す」を試してみてください。
3. IMEを既定の設定に初期化する
IMEのデータやプログラムの問題で入力に不具合が発生することもあります。IMEを既定の設定に戻して初期化して改善するか試します。 3-1. Microsoft IME の「全般」にある「IMEを既定の設定に戻す」にある「復元」をクリックします。


4. IMEの以前のバージョンを使用する
IMEのデータやプログラムが使用環境により問題が発生している場合は、以前のバージョンのIMEを使用することで問題に対処できる場合があります。 4-1. Microsoft IME の「全般」にある「以前のバージョン Microsoft IME を使う」のスイッチボタンを「オン」に変更します。


前バージョンの主な特長 IMEの前バージョンは、入力言語の変更時に画面中央に「A」「あ」と切り替える言語が表示されます。

IME を新しいバージョンに戻す
前バージョンのIMEは言語バーの右クリックの設定がありません。スタートメニューから「IME」の検索で「IME の設定」を開いて操作します。- スタートメニューにある検索ボックスに「IME」と入力すると、「日本語 IME 設定」が表示されるので「開く」をクリックします。
- 「Microsoft IME」が表示されたら「全般」をクリックします。
- 「互換性」にあるスイッチボタンを「オフ」に変更して完了です。
スポンサーリンク