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Windows 11 シャットダウンやスリープを素早く実行する方法

公開日

Windows11で、シャットダウンやスリープなどの実行はクリック操作が多く不便です。簡単にできるショートカットを作成すれば、ダブルクリックするだけでシャットダウン、スリープ、再起動、パソコンのロックが素早く実行できます。  他にもショートカットを作成すれば、プロパティにショートカットキーを設定してキーボードによる実行も可能です。  このページでは、 シャットダウンやスリープのショートカットアイコンの作成方法と、キーボードでの実行方法を紹介しています。


シャットダウン, スリープ, PCのロック, 再起動のショートカットアイコンを作成

ショートカットアイコンをダブルクリックして素早く、シャットダウンやスリープ、パソコンをロックすることができます。ここでは、例として「シャットダウン」のショートカット作成の説明図で紹介しています。

電源関連のショートカットを作成する手順


1. デスクトップの何もない場所を右クリックしたメニューの「新規作成」にマウスを合わせ、「ショートカット」をクリックします。
Windows11のデスクトップを右クリックしてショートカットの作成開始  2.「ショートカットの作成]画面が表示されたら、入力ボックスに目的に合った下記の赤色の文字列(コマンド)を入力して「次へ」をクリックします。
  • シャットダウン

    shutdown /s /t 0
  • スリープ

    rundll32.exe powrprof.dll,SetSuspendState 0,1,0
  • PCのロック

    rundll32.exe user32.dll,LockWorkStation
  • 再起動

    shutdown /r /t 0
Windows11のショートカットの実行コマンドを入力  3. ショートカットアイコンに表示される名前を入力 (例:シャットダウン)して「完了」をクリックします。
Windows11のショートカットの名前を入力  4. デスクトップに「例:シャットダウン」の名前でショートカットアイコンが追加されていれば完了です。
Windows11シャットダウン、スリープ、PCロックのショートカットの作成完了
作成したショートカットアイコンをダブルクリックすると、直ぐにシャットダウンなどが実行できます。

ショートカットアイコンの画像変更

1. 作成したシャットダウンのアイコンを右クリックしたメニューの「プロパティ」をクリックします。
Windows11のショートカットアイコンのプロパティを開く  2.「プロパティ」が表示されたら「アイコンの変更」をクリックします。
Windows11のショートカットアイコンの画像の変更を開く
アイコンの変更のダイアログが表示されたら「OK」を押してください。
Windows11のショートカットアイコンの画像の変更前のダイアログ
3. 既定のアイコンが表示されたら、好きなアイコンをクリックして選択し「OK」をクリックします。
Windows11のショートカットアイコンの変更する画像を選択  4. プロパティに表示されているアイコンが、変更されていれば「OK」をクリックして完了です。
Windows11のショートカットアイコン画像の変更完了
好きなアイコン画像がない場合
既定のアイコンに好きな画像がない場合は、「参照」ボタンを押してダウンロードや既に準備しているアイコンの場所を選択して、好みのアイコン画像に変更ができます。
Windows11の好きなショートカットアイコン画像がない場合
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タスクバーにショートカットをピン止めする方法


作成したショートカットアイコンをクリックしたまま、タスクバーに追加する位置まで移動すればピン止めができます。
Windows11のショートカットアイコンをタスクバーにピン止めする  タスクバーにピン止めしても、デスクトップに作成したショートカットアイコンはそのまま残ります。必要なければ削除しても問題ありません。

シャットダウン/スリープ/PCロックをショートカットキーを作成

作成したショートカットアイコンのプロパティでショートカットキーを編集して、シャットダウンやスリープをキーボードで素早く実行することができます。 パソコンのロックは Windows11の既定値で「Windowsマーク」+「L」押せば実行可能です。
Windows11のパソコンのロックのショートカットキー

ショートカットキーを編集してキーボードでの実行を可能にする


ここでは、上記同様に例として「シャットダウン」での説明図を使用しています。  1. 作成したシャットダウンのアイコンを右クリックしたメニューの「プロパティ」をクリックします。
Windows11のショートカットアイコンのプロパティを開く  2. ショートカットキーのボックスをクリックします。
Windows11のショートカットキーの編集を開始  3. 好きな「キー」の組み合わせを押します。「Gtrl+Alt+Delete」など Windows11の既定で設定されているキーの組み合わせは使用できません。
ここでは「Ctrl + Shift + S」を、例にしています。
Windows11のショートカットキーをキーボードの入力で設定する  4. ショートカットキーのボックスに「Ctrl + Shift + S」と入力されていれば「OK」をクリックします。
Windows11のショートカットキーの確認と完了 初めてショートカットキーを設定する場合、「管理者として実行」の選択画面が表示されますが「OK」何もせずクリックします。
Windows11のショートカットキー作成の管理者の確認
5. これで、ショートカットキーの編集は完了です。今後キーボード操作でも「シャットダウン」と「スリープ」を実行することが可能です。
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筆者 監修 Yukiko Mishima
著者/ Yukio Mishima
主に企業や組織のPCサポートとシステム構築のPCエンジニアリング。現場で経験した問題解決や設定など紹介しています。
筆者プロフィールとパソブルの運営情報

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