Windows 11 以前のバージョン21H2のダウンロードとインストールメディアの作成
最終更新日
Windows11 の以前のバージョン 21H2 のISOファイルのダウンロードと、インストールメディアの作成は、起動メディアの作成で有名な Rufus を使用することで可能です。また、ISOファイルは Microsoft からダウンロードされるので安心して使用できます。
このページでは、Windows11 の以前のバージョンのISOファイルのダウンロードと、インストールメディアを作成する方法を紹介しています。
Windows11 の公式サイトから、最新バージョンのダウンロードとインストールメディアの作成は下記のページをご覧ください。
Windows11 インストールメディアの作成とISOのダウンロード
現在 Microsoft社の仕様変更で、Rufusなどのアプリで Windows11 の以前のバージョンがダウンロードできない問題が発生しています。過去バージョンのダウンロードは、アプリ側の対応を待つ必要があります。
目次
Windows11 以前のバージョン21H2のISOファイルのダウンロード
Windows11 のダウンロードとインストールメディアの作成は最新バージョンのみの適用ですが、起動メディア作成アプリ Rufus の使用で Microsoftのダウンロードサービスから、以前のバージョン 21H2 のISOファイルのダウンロードと、インストールメディアの作成ができます。Rufus Wikipedia
起動メディア作成アプリのダウンロードと使用準備
起動メディア作成アプリ Rufus(ルーファス)は2011年12月末にリリースされ信頼性も高く日本語にも対応していて、PCにインストールする必要もなく気軽に使用できることができます。 1. Rufus の公式の、下記URL ダウンロードのウエブサイトにアクセスします。Rufus ダウンロード https://rufus.ie/ja/ 2.ダウンロードページが表示されたら、「Rufus 〇〇 Portable」をクリックしてダウンロードします。
2024年6月28日現在の最新バージョンは「4.5」です。 Portable (ポータブル)とは、PCにインストールせずに直接アプリを使用できる仕様です。 3. 管理しやすいように「Rufus」という名前のフォルダを作成して、ダウンロードした Rufus Portable をコピーします。
4. Rufus Portable をダブルクリックして実行します。
※ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」をクリックしてください。
5. 重要:初期設定が表示されます。
「Rufus の更新ポリシー」画面で「オンラインで行われるアップデートの自動確認機能を有効にしますか」と表示されるので「はい」をクリックします。
「いいえ」をクリックしてしまった場合
6. 更新ポリシーの設定が完了すると Rufus(Portable)が起動します。- Rufus が起動したらアプリを閉じます。
- 作成した Rufus フォルダを確認します。
- 「rufus.ini」という名前の設定ファイルが作成されているので削除します。
- 再度 Rufus を起動 「Rufus の更新ポリシー」で「はい」をクリックします。
これで、起動メディア作成アプリ Rufus の準備は完了です。
Windows11 の以前のバージョン21H2ののダウンロード
もし Rufus で Windows11 のダウンロードができない場合、次項の Windows11 以前のバージョンを他のアプリでダウンロード にて対処できます。 1.「選択」の横にある「▼」ボタンをクリックし、メニューの「ダウンロード」をクリックします。「選択」ボックスをクリックしても、メニューは表示されないので注意してください。 2.「選択」の表示が「ダウンロード」に変更されているのを確認して、「ダウンロード」に変更されたボックスをクリックしてそのまま待ちます。
3.「ISO イメージのダウンロード」が表示が「Windows 11」になっている場合は「続ける」をクリックして、暫く待ちます。
Windows 11 でない場合は、ボックスをクリックして選択してください。
4. リリースの選択ボックスをクリックして、ダウンロードする Windows11 の「21H2」をクリックして選択します。
- 選択ボックス内では、 Windows11 の最新バージョンや以前のバージョンが選択できます。
- 同じバージョンで「V1」など種類がある場合、Build 番号や右端の日付を見て確認できます。どちらか分からない場合は、新しい日付を選択すればよいでしょう。
6. 「エディション」を確認して「続ける」をクリックします。
Windows11 のISOファイルは Pro と Home など、エディションを統括したISOファイルなので確認する必要ありません。 7. Windows11 の「言語」を確認して「続ける」をクリックします。
日本語以外にも、英語、簡/繁中国語などが選択できます。 8.「アーキテクチャ」の選択ですが、Windows11 は「x64」は 64bit のみなので何もしません。
9. ダウンロードする Windows11 のバージョンなどの内容を確認して「ダウンロード」をクリックします。
ブラウザを使ってダウンロードするを選択した場合、既定のブラウザが表示されダウンロードが始まります。また、ブラウザでダウンロードした場合は、ブラウザに設定してしる保存先にダウンロードされます。通常では使わない機能です。 10. ダウンロードする場所(ユーザーフォルダのダウンロード)が表示されます。保存先を変える場合は変更して「保存」をクリックします。名前の変更は半角英数字なら問題ありません。
11. Windows11 のダウンロードが始まります。ダウンロード中は他の作業を行っても問題ありませんが、Rufus は終了しないでください。
ダウンロードを中止する場合は「キャンセル」をクリックします。 12. 状態の表示が「準備完了」に変われば、以前のバージョンのISOファイルのダウンロードは完了です。
ISOファイルは指定したフォルダに保存されています。
これで、Windows11 のISOファイルのダウンロードは完了です。
引き続き、インストールメディアの作成をする場合は次に進んでください。
Windows11 以前のバージョンを他のアプリでダウンロード
Rufus の Windows ダウンロード機能に不具合が発生して、以前のバージョンがダウンロードができない場合、Windows や Office のダウンロードが可能な Rufus と同様にインストールせず使用できるアプリMicrosoft Windows and Office ISO Download Tool
が利用可能です。ウエブサイト内の「Download: Windows-ISO-Downloader.exe」をクリックすればアプリのダウンロードができます。 アプリを実行して「Windows 10」を選択すれば、Windows11 各バージョンのISOファイルのダウンロードができます。
ダウンロードが完了したら、引き続きこのページで紹介している Rufus でインストールメディアを作成することができます。
スポンサーリンク
Windows11 の以前のバージョン21H2のインストールメディアの作成
USB メモリで以前のバージョンのインストールメディア作成
USBメモリでインストールメディアを作成した場合、メモリ内のデータは全て削除されるので注意してください。また、8Gb以上のUSBメモリが必要です。 1. 先に USBメモリをパソコンに接続しておきます。
アプリの実行後でも接続は可能ですが、認識不良がないよう先に接続して確認します。 2. Rufus を起動していない場合は、Rufus を起動します。
※ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」をクリックしてください。
3. 接続した、USBメモリが認識していることを確認します。
4.「選択」をクリックするとエクスプローラーが開くので、インストールメディアを作成するISOファイルを選択して「開く」をクリックします。
5.「ブートの種類」を確認し「スタート」クリックすれば、インストールメディアの作成ができます。
6.「Customize Windows installation」が表示されたら、全ての選択を解除して「OK」をクリックします。
このカスタマイズ機能はは、TPM2.0 に未対応でもインストールできるようにする、ローカルアカウントユーザーを作成できるようにするなど、インストールメディアの内容を変更するものなので非推奨です。 7. USBメモリ内のデータは全て消去の確認が表示されたら、「OK」をクリックします。
8. インストールメディアの作成が始まり、進行状況は「状態」のプログレスバーで確認できます。また、環境によりかなり時間がかかることもあります。
9.「状態」が「準備完了」と変更されれば、以前のバージョンのUSBメモリのインストールメディアの作成は完成です。
USBメモリのインストールメディアの作成が失敗する
- Rufus を終了して、USBメモリの接続を外します。
- 再度USBメモリを接続して、エクスプローラーにUSBメモリが認識していいることを確認します。
- Rufus を起動して、最初からインストールメディアの作成を行います。
作成したインストールメディアで Windows11 をクリーンインストール方法は、下記のページで紹介しています。
WIndows11 クリーンインストールのやり方
DVD で以前のバージョンのインストールディスクを作成
Windows11 は ISOファイルをDVDに書き込む機能を搭載しているので、DVDインストールディスクを作成することができます。また、容量の関係で DVD ディスクは DVD-DL規格 、通常のDVDの約二倍の容量 8.54GB が必要です。
1.先に、書き込み可能な DVD-DL ディスクを挿入しておきます。
2. Windows11 以前のバージョンのISOファイルを右クリックしたメニューの、「その他のオプション」をクリックした「ディスク イメージの書き込」をクリックします。
3. ディスクイメージ書き込みツールが表示されるので「書き込み」をクリックすると、インストールディスクの作成が始まりまるのでそのまま待ちます。
4.「ディスクイメージは正常に書き込まれました」と表示されれば、以前のバージョンのDVDインストールディスクの作成は完成です。
「ディスクを挿入してください。」と表示されたら「キャンセル」をクリックしてください。
Tips:
Rufus で Windows11 をダウンロードしたログの一部
Rufus のログファイル
Rufus でどのように windows11 のISOファイルをダウンロードされたか、インストールメディアを作成したかなど、Rufus の実行場所、ここでは Rufus フォルダを作成しているので、Rufus の操作が完了すると、フォルダの中に新たに Rufus フォルダが作成されます。 そのフォルダの中にある。テキストファイルの Rufus を開くとダウンロードやインストールメディアの作成の操作履歴が見ることができます。ただし、このログは操作毎にアップデートされるので、以前の操作情報は削除されます。Rufus で Windows11 をダウンロードしたログの一部
スポンサーリンク